1.診療方針
当院は、インフォムコンセントを徹底した飼い主参加型の医療を目指し、必要以上の投薬は避け動物本来の自己治癒能力をいかに引き出すかに治療の重点を置いています。
そして、High Quality Of Lifeを理念にペットにも飼主さんにも負担の少ない医療を目指しています。
当院は人と動物の共存、動物福祉、防疫の観点から
以下の事をおすすめしています。
- 狂犬病予防接種は集合注射ではなく動物病院で
① 公衆衛生問題
不特定多数の犬を一カ所に集めるため、伝染性疾患を拡散させる恐れががある。
例)排泄物やノミ・マダニなどの外部寄生虫によるウイルス伝播・SFTSなど。
② 安全性問題
咬傷事故(犬同士の喧嘩、獣医師や飼主の怪我)
犬の脱走、病弱犬の病状悪化、熱中症など。 - マイクロチップの装着
迷子防止、災害対策、盗難対策、検疫手続きの簡易化への最適の方法である。 - ノミ・ダニの定期駆除
SFTS:犬猫の排泄物や体液を介して人への感染が起こる重症熱性血小板減少症の予防を積極的に。致死率は6.3~30%とウイルス感染症としては非常に高く、2013年日本で発症以来8年間での死者は80人を超えている。 - 猫にも狂犬病予防接種
狂犬病はすべての哺乳類で感染が起こり、発症するとほぼ100%死亡する伝染病である。日本では昭和32年、猫の発症報告が最後だが、外来種動物の増加などによる国内での再発生の脅威は依然と高い。
2. 施設紹介
3. 診療対象
- 犬、猫(超大型犬は対象外)
4. 受付に関して
- 迅速で円滑な受付業務のためお電話によるご予約、診察券ご持参をお願いします。
出来るかぎり「待ち時間の少ない」病院をめざしています。 - 不必要な検査はしなくて良いように、病状をなるべく正確に4W1Hに基づいて教えて頂きます。
- 安全のため猫は洗濯ネットに入れて、犬はリード着用で(短く持って)病院に入りましょう。
- 救急外来は優先的に診察します。
- 施設内では犬がマーキングしないように飼い主様自らの管理をお願いします。
- メール、SNSによる病状および治療に関するお問い合わせにはお答えしていません。
- 深夜急患診療は行っておりません。
5. 主な検査機器
- X線検査装置、超音波検査装置、血球計算器、血液生化学検査機
トノベット・スリットランプ(眼圧・眼底など)、ウッド灯(皮膚真菌症など)
6. 各種検査
- 身体X線検査
- 腹部・心超音波検査
- 眼圧・眼底検査
- 皮膚検査
- 血液検査
血球、生化学一般、フィラリア検査
猫エイズ・白血病抗体検査 - 糞尿検査など
ワンニャンドッグもおこなっております!
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7. 各種予防
- 犬猫ノミダニの駆除
(フィプロスポットプラス、ブラベクト錠、ネクスガード他) - フィラリア予防(イベルメック、レボリューション)
- 犬混合ワクチン 7種混合(ノビバック7)
- 猫混合ワクチン 5種混合・3種混合(フェロバックス5・フェリバック3)
- 狂犬病ワクチン(犬・猫)
*狂犬病は犬以外でも、すべての哺乳類が感染をします
たぬきやキツネなど、野生の哺乳類との接触の可能性がある外猫も、当院では狂犬病ワクチン接種をおすすめしております
また、犬猫の海外渡航時の狂犬病予防接種も当院で行なっております
8. 主な診療内容
- 各種外科手術
- 各種予防(狂犬病、混合ワクチン、フィラリア予防)
- 避妊・去勢手術
- マイクロチップ装着
- 内科
- 外科一般
- 婦人科(子宮蓄膿症、卵巣嚢種、乳腺腫瘍など)
- 泌尿器科(膀胱炎、腎不全、尿路結石など)
- 耳鼻科(外耳炎、耳ダニなど)
- 皮膚科(疥癬、アカラス、膿疱疹、細菌感染症、食物アレルギなど)
- 歯科(歯石除去、抜歯、口腔内腫瘍など)
- 眼科(眼圧、眼底など)
- 神経科
- 犬のリハビリ(Certificate Program in Canine Physical Rehabilitation、Course 5履修)
9. 外科手術に関して
- 要予約です。 ( 例外: 緊急外科手術 )
- 基本的に日帰りで行います。
① 動物にとって自宅が一番安心できる場所であり、環境変化による動物へのストレスを減らして早期の回復を期待する。
② 飼い主さんの入院費負担を減らす。 - 手術日の前夜9時以降は絶食させ、当日の朝は排便排尿を済まして午前8時30までに病院に来て頂きます。
- 朝6時から手術の準備を行いますので当日のキャンセルはお断りします。
11.お支払いについて
- 現金
- デビット
- 各種クレジットカード
11.動物の取扱い業の登録
- 氏名 有限会社パークマイヤー
- 代表取締役 朴 商雨
- 事業所名 Parkmeyer DogHouse
- 所在地 菊池郡大津町大字引水690番地10
- 種別 保管
- 登録番号 熊本県菊保R3保第15号
- 登録年月日 令和3年11月16日
- 有効期間の末日 令和8年11月15日
- 動物取扱責任者 生田淳子